おひとりさまの老後対策①~『認知症への備え』

身近に知り合いがいなくなり認知症になってしまったらと考えると、とても不安な気持ちになります。「お金の管理ができなくなる」「施設に入って安心な生活を送りたいが…」「十分な医療を受けることができるか」など、気がかりなことは多いです。
そんな不安を払しょくできる制度に「任意後見」があります。この制度は、元気なうちに、支援をお願いする人と契約を結びます。判断能力が不足した後は、契約を結んだ人が、生活や財産管理に関する事務を行い、ご自身が安心安全な生活が送れるよう見守ります。任意後見契約は公証人が作成する公正証書ですので法的に信頼できます。
支援をお願いする人がいらっしゃらなければ、ご相談ください。適切な人や法人をご紹介いたします。

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